Quatre Saisons ~絵本と ことばと 恋バナと~

昔々、ある所に"アラン"という名の怠け者の子供がいました。 その子は、大人になると洋書の絵本屋になりましたが、宣伝も商売もうまくありません。 ある日、こわ~い鬼から言われました。「アラン、せめてブログぐらい書いて、自分の店を売り込め!でないと、おまえを食っちゃうぞ!」と。 アランは「え~、めんどくさ~い」と思ったのですが、食べられちゃっては大変です。 そんなわけで、ブログで自分とお店のことを紹介しなければならなくなったアランは…

カテゴリ: 詩(うた)と歌(うた)

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散るからこそ 桜は美しい
想い出の中の 君も美しい

桜は
来春(はる)になれば 
また花を咲かす

だから
君も
私の心の中に 
また花を咲かせてほしい

もう一度
あの笑顔の花を

   (アラン)






いきものがかり「SAKURA

君と春に願いし
あの夢は
今も見えているよ
桜舞い散る

 ★★

君がいない
日々を超えて

こうやって
すべて忘れていくのかな

「本当に好きだったんだ」
桜に手を伸ばす
この想いが
いま春に
包まれていくよ

遠き春に
夢見し
あの日々は
空に消えてゆくよ

春のその向こうへと
歩き出す

君と春に誓いし
この夢を
強く胸に抱いて
桜舞い散る







 

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이상교 글 이성표 그림 / 야, 비 온다 


あの時
どうして
君に
もう二度と会うもんか!
などと思ったのか!?

あの時
ふたりの あいだには
ほんの少し
すきま風が吹いただけだったのに

顔を合わせれば
また いちから
やり直せたかもしれないのに

言葉を交わせば
また 心かよわせられた
かもしれないのに

あの後
どうして
もう一度・・・


ああ
あの時に
戻れるならば・・・


でも
戻りたくても
戻れる場所はなく

戻りたくても
もう君はいない

   (アラン)





伊勢正三「わかれ道」


 
 伊勢正三「雨の物語」








 

006
Gianni Rodari , Alessandro Sanna / A inventare i numeri



貴女(あなた)にとって
本当に大切なのは
彼?

それとも
"彼を好いている" という
自分の気持ち?

どっち?

答えが
決まってるのなら
何も悩むことなどない

自分を捨てて
何もかも捨てて

恥じることもない
悔いることもない

真っ直ぐに
彼を想って

彼の為に
生きなさい

   ♠

自分の為に
生きるのではなく

ひとの為に
生きること

それが幸せ

それが唯一の真理(しんり)

   ♠

自分を捨てられない だって!?
XX を捨てられない だって!?

じゃあ何もかも
諦(あきら)めなさい

愛も
幸せも

そして
歩みなさい
不毛な人生を

長生きして
貴女が
理解できるようになるまで

   ♠

と 
或(あ)る古い本に
書かれていた
とのことです

  (アラン)




 

大黒摩季「夏が来る」

物事いろいろ知ってしまうと
瞬発力がなくなるもので
運命の人だと思っても
経験が邪魔して
素直になれない

夏が来る
いつも夏は来る
両手広げて待っている

歳をとるのは素敵なことです

いじけない
ねたまない
間違ってなんかない


夏が来る
きっと夏は来る
ガンバッてるんだから
絶対来る

怖がられても
けむたがられても
あきらめない
くやしいじゃない
もう後には引けない

それでも夏はきっと来る

私の夏はきっと来る 














 

011
Ib Spang Olsen / Voksen Fælden



君はどこへ

行ってしまったのか?

ある夏の日の朝
ひとり 遠くへ


あの日
君が去った
家の周(まわ)りでは
早起きの蝉(せみ)が
鳴いていただろうか


暑さ知らずの
雀(すずめ)たちが
おしゃべりしていただろうか


君は見ただろうか

風にお辞儀(じぎ)する
向日葵(ひまわり)

西日(にしび)を受(う)けて
赤くなった
白い入道雲


君は聞いただろうか

浜辺の
潮騒(しおさい)の
囁(ささや)

突然訪れる夕立(ゆうだち)

君を驚かす雷鳴

世界を白黒画面に変える
稲光(いなびかり)


あの怖(おそ)ろしい
大災害も
乗り越えたというのに

それなのに

君は
行ってしまった
遠く 遠くへ

なぜ君は
ひとりで…

どうして
ひとりで…


   (アラン)





一青窈「かざぐるま」


待つことも恋でした

君が沈むまで
僕と沈むまで
幸せな夢の中で


 

蔡淳佳「等一個晴天」

(シンガポールの女性歌手)



 

 

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CLAMP / Chobits 1



君は
どこへ
行ってしまったのか?

ある夏の日の朝
ひとり 遠くへ

あの日も
木の葉を通して
輝いていた
夏の
強い光

〔あの日の想い出
 遠く遠くへ〕


僕たちが出会った
あのプレハブ校舎


君は
可憐な制服姿
長い髪に
スカート翻(ひるがえ)し

君の瞳は
好奇心と憂鬱(ゆううつ)とに
揺れる乙女


〔あの頃の想い出
 遠く遠くへ〕


僕たちの視線は
どこへ行こうとも
お互いを
捉えていた
離さなかった

それなのに…

いつしか
離れてしまった
君と僕

〔君の想い出
 遠く遠くへ〕


そして
ある夏の日の朝

君は
何も言わずに

行ってしまった
ただひとり

〔遠く遠くへ〕

誰に知られること
なく

〔遠く遠くへ〕

あの輝く瞳を
二度と開くこともなく

〔遠く 遠くへ〕



どうして
そんなにも早く…

みんなに
「さよなら」も
言わずに…

ひとりで
君は


   (アラン)








夏川りみ「木蘭(もくれん)の涙




スターダストレビュー 「木蘭の涙」


 

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