Olof Landström, Lena Landström / Bu und Bä gehen auf ein Fest
君は言う
「違う課なのに
よくうちの課に来ますね。
ヒマなんですか?」
ギクッ!
「い、いや
忙しいんだけどさ…
こっちの課の
仕事の進捗状況は
どうかなと思ってね…
うちの課の方も
たいへんなんだけどもさ
そこは
うまくやりくりして
ヒマをつくって
来てるわけなんだよ」
「どうして?」
「え、えっ…」
君は
私の狼狽(ろうばい)
お構いなしに
話を続ける
真面目(まじめ)な顔して
「ヒマって
どうやって作るんですか?」
「どうやって って…」
返す言葉が見つからない
沈黙ごまかすために
ポケットの中にあった
メンタル バランス チョコの
赤い小箱を取り出し
ひと粒
口に放り込む
その間
ずっと
君の視線は
チョコの箱に注がれてる
「欲しそうな目してるね。
ひとつ あげようか?」
君は
黙ってうなずきながら
手のひらを
差し出す
そこに
のせてあげる
一粒のチョコ
手の上にのった
チョコから
徐々に
視線を上げる君
私の視線と
交わる
君の視線
そして
君の笑顔が
ゆっくりゆっくり
花開いていった
まるで
映画の
スローモーションのように
欅坂46 「二人セゾン」
花のない桜を見上げて
満開の日を想ったことはあったか?
君はセゾン
僕の前に現れて
君はセゾン
日常を輝かせる
二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン
秋冬で去っていく
春夏秋冬
生まれ変われると
別れ際
君に教えられた
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お仕事に忙殺される
あなたを
私の紡ぐ物語が
一時でも
癒(いや)せたなら
一粒の
チョコのように
(アラン)
↑ 事務的な作業による一時的・心理的なストレスを低減する
メンタル バランス チョコレート
「チョコレートの宣伝するより
自分の店の絵本の宣伝しろよ!」