Quatre Saisons ~絵本と ことばと 恋バナと~

昔々、ある所に"アラン"という名の怠け者の子供がいました。 その子は、大人になると洋書の絵本屋になりましたが、宣伝も商売もうまくありません。 ある日、こわ~い鬼から言われました。「アラン、せめてブログぐらい書いて、自分の店を売り込め!でないと、おまえを食っちゃうぞ!」と。 アランは「え~、めんどくさ~い」と思ったのですが、食べられちゃっては大変です。 そんなわけで、ブログで自分とお店のことを紹介しなければならなくなったアランは…

2016年10月

010

「可笑しい」と言って
身をよじってククッと笑う姿

そんな何気ないことに
反応した私の目

頭では
もう忘れてしまったことでも
目は
いつまでも…
いつまでも… 


君を家まで送って帰ると
「ちょっと待ってて」
と言って
家に入って
取ってきてくれた
アイスクリーム

そんな何気ないことに
反応した私の舌

頭では
もう忘れてしまったことでも
舌は
いつまでも…
いつまでも… 



トンボでも捕るように
円を描いて指を回す
君の顔の前で

そんな
何気ないことに
反応した私の指

頭では
もう忘れてしまったことでも
指は
いつまでも…
いつまでも… 


秋の夕暮れ時
寂寞が身を包むと
「おかあさん」と つぶやく癖

そんな何気ないことに
反応した私の耳

頭では
もう忘れてしまったことでも
耳は
いつまでも…
いつまでも… 



長くまっすぐな
髪をかきあげ
耳のうしろにやる仕草

そんな何気ないことに
いとしくて せつなくて
反応した私の心

頭では
もう忘れてしまったことでも
心は
いつまでも…
いつまでも… 



君は きっと
どこかにいる

まだ
どこかにいる

そう思い込もうとしてる
私の頭

でも
私の涙は

いつまでも…
いつまでも…


忘れない

遠い
あの日のこと



君のこと


いつまでも…
いつまでも…
いつまでも…

 
  (アラン)


 



手嶌葵 「さよならの夏 ~コクリコ坂から~」



夕陽の中 呼んでみたら
やさしいあなたに逢えるかしら

わたしの愛 それはダイアリー
日々のページ 綴るの

夕陽の中 振り返れば
あなたは わたしを 探すかしら

きのうの愛 それは涙

あしたの愛 それはルフラン

夕陽の中 めぐり逢えば
あなたは わたしを 抱くかしら






 


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